今年の元日の石川県の大地震をはじめ、最近では千葉東方沖で地震が群発しています。
もちろん大地震など来ないことを祈りますが、南海トラフ地震が起こる確率はこの30年間で70%はほぼ確実と言われています。
大地震が来ないとしても、今のうちに最低限度の備蓄をしておくのは必須ではないでしょうか?
ここでは、自分たちの身を守るために、何を揃えておいた方が良いのか最低限度ですがご紹介していきます。今から少しずつでも揃えて置く価値は十分あります。
石川県で本当に必要だった防災グッズは?
今年元日に起きた能登半島地震は、まだ解決に至っていません。まわりからの支援はまだまだ必要ですが、被災者が本当に必要だったものとは何でしょうか?
それは、飲料水、食料、簡易トイレ、防寒具、充電器、救急用品!などなど・・・
いわゆるライフラインに関わるものです。もちろん、他にも色々と必要ですが、とりあえず最低でも7日分くらいの備蓄が必要であることが証明されています。
以下は内閣府の「防災情報のページ」で紹介されているグッズ類ですが、こちらによると、より長期間のサバイバル生活も視野に入れています。
ここまで出来れば良いのですが、まずは最低必要なグッズ集めから始めてみましょう。
世間一般では3日分という事がよく言われています。3日の根拠は、人の生存確率が72時間(3日)から来ているようですが、足りません!
基本的に1人1週間分を目安にした方が懸命です。
私たちが今から備蓄をしていくものランキング
あまり大げさには出来ませんが、最低限これだけはそろえて置きたい物をランキング形式で列挙します。
1位:非常用持ち出し袋
このような持出袋は通常、不燃性の布製です。そこそこ大きめで、この中に以下のグッズを入れて保管すると便利です。
2位:軍手・ロープ・笛の3点セット&簡易トイレ
被災地になると、崩れた家屋など危険がいっぱいです。軍手、ロープ、笛は非常に重宝します。
そして絶対に忘れてはいけないのが「簡易トイレ」です。これは少し多めでも構わないので、必ず持出袋に入れておきましょう。
3位:非常用寝袋(ねぶくろ)
3.11の東北大震災や、今回の能登半島地震でも、冬の時期に被災すると絶対に必要なものが「防寒具」です。この寝袋は、軽いアルミ系で出来ているので、防水にもなるし、防寒にもなる。一石二鳥のグッズです。必需品です。
5位:折りたたみ水タンク
被災して数日すると、自衛隊や消防隊らが、トラックで水を配給してくれます。その際に力を発揮してくれるのが、水タンクです。防災用ですと、かならず「折りたたみ式」で、普段はポケットに入るくらいの大きさですので保管もかさ張りません。いざという時には絶対に必要になるグッズですから、折りたたみ水タンクも必ず準備しておいてください。
6位:LED懐中電灯
災害時の定番の懐中電灯です。これは被災しなくても、年々巨大化している台風時の停電などにも使えるので、必需品です。
7位:モバイルバッテリー
地震や台風などで停電が起きると、モバイルバッテリーの出番です。放電して「カラ」になりますので、定期的に満タンに充電するようにしましょう。
8位:救急用品、除菌シート、不織布マスク
救急・衛生面の準備も必要です。特に被災地となれば、怪我をしやすくなります。小さな怪我程度は対処できるよう、バンドエイドや消毒液など、そして衛生面を考えてアルコール除菌シートと、疫病対策に不織布マスクも、非常用持ち出し袋に入れておきます。
実は以上のものは、100均やホームセンターでも販売しています。最近の100均のグッズは、かなり質が良いですから、使えるようであれば安く購入して備えておきましょう。
食品は5年以上保存出来るものを
最後に、水や食料品は箱買いなどで「1週間分x人数」分を最低でも備蓄しましょう。
水も非常用食料も、5年以上保存できるものがあるので、それらを買うのが良いです。ただ、ペットボトルの水に関しては、わが家では通常のものをスーパーで購入し、常に5箱以上を残して、順に飲んで消費しています。
2月下旬から3月にかけて、千葉県に震度4を初めとする、群発地震がいまだ続いています。震源は千葉県東方沖で、スロースリップ…