私もつい先日、TVで見たのですが、食器洗いのとき、スポンジの固い面と柔らかい面には意味があるのだそうです。目からウロコでしたよ(笑)
スポンジの製造メーカーの社員が教えてくれました!
『固い面』と『柔らかい面』を使い分けて洗うのは間違い?
私はいままで、鍋とかフライパンはスポンジの固い面で洗って、ガラスコップやお皿は柔らかい面で傷がつかないように、使い分けていましたが・・・
じつはスポンジの『固い面』と『柔らかい面』には、明確に役割分担がありました。
『柔らかい面』の使い道?
このスポンジの柔らかい部分は、脱膜ウレタン層といって、じつは洗剤を泡立てるのが得意です。
確かに、柔らかいウレタン層だと泡立ちがすごく良いですよね。泡立て役が、スポンジの柔らかい部分でした。
では洗う時はすべて『固い面で洗う』?
はい、そうです。
柔らかい面で十分と泡立てたら、食器洗いは『スポンジの固い方』の側で洗うように作られていました。
つまり、すべての洗いは『固い面』で行うのが正解です!
いままで、固い面だとガラスなどをキズ付けてしまわないか心配で、柔らかい面で洗っていたのですが、それは間違い!
この固い面はナイロン不織布層と言って、洗うのが得意な部分です。
固くてちょっと「大丈夫かなぁ?」と心配がよぎりますが、洗剤が潤滑油の役割となって滑るため、ガラスコップやお皿や木のお箸などを傷つけることは無いので心配いりません。
ただし「研磨剤入り」のスポンジは気をつけて!
ただし種類にもよりますが、固い部分に研磨剤が入った種類も売っています。
これはフライパンの焦げなど、しつこい焦げ落としなどに使用するものなので、研磨剤が入っている事を知らずに、ゴシゴシとガラスや木製の食器をこすってしまうと大変です。大切な食器にキズがついてしまいます!
使用前に「裏の説明」をよく読んでから、購入するようにしましょう。
まとめ
知っているようで、知らないことは多いです。
このように
- まず『柔らかい面』に洗剤をかけて良く泡立てて
- つぎに『固い面』で食器を洗います
これが、食器用スポンジメーカーが教える、本当のキッチンスポンジの使い方でした。
この記事が少しでもお役にたてれば幸いです。