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今さら聞けない「ふるさと納税」返礼品欲しいけど、仕組み、やり方が分からない|申請手続きは実は簡単!返礼品人気ランキングは?

だれでも知っている「ふるさと納税」、やっていますか?

コロナ渦のなか2021年度のふるさと納税額が過去最高になりました。特に都会の人が地方のふるさと納税で寄付をして、豪華な返礼品をもらって楽しんでいます。

でもまだまだ、ふるさと納税のやり方が分からくて、やっていない人も多いです。
今さら「ふるさと納税ってどうやるの?」なんて、ちょっと聞きづらい感、ありませんか?
ここで少しおさらいしてみましょう!

仕組みとやり方

ふるさと納税で寄付をすると、豪華な返礼品がもらえて、しかも次年度の税金が控除されるシステム。大筋は知っていても、やったことの無い人にとっては、分からない事だらけです。

例えば5万円のふるさと納税をすると、どうなるかと言うと・・・

納税額5万円-2千円(自己負担金)=4万8千円が、次年度の納税額から「税金を支払った」として控除されます。
でもこれだけだと、得どころか2千円のマイナスになってしまいます。5万円税金として支払ったつもりが、4万8千円しか認められないのなら。

ここで言う2千円というのは、ふるさと納税をすると、かならず自己負担金として負担しなければならない金額です。

でも2千円負担したとしても、3割を限度とする返礼品(この場合は1万5千円相当)がもらえます。
つまり、ふるさと納税で仕払った納税額5万円のうち、返礼品として1万5千円相当がもらえるので、実質支払った税金は3万5千円となりますね。

でも次年度に、税金を4万8千円支払った扱いになるので、返礼品としてもらった1万5千円分が儲かったことになります。

これがふるさと納税のシステムです。

  • ただ税金を払うだけなら、5万円の税金を支払うことになります。
  • ふるさと納税で5万円払うと、1万5千円程度の返礼品が返ってきます。

どちらの場合も5万円の支払い金額は変わりませんが、ふるさと納税なら、支払い後に1万5千円程度の返礼品を受け取れます。ここで「程度」と言うのは、「返礼品の金額が3割以下」というルールがあるから、絶対に3割ちょうど貰えるとは限らないからです。(でも、ほとんどの場合、3割位もらえています)

同じ税金5万円を支払うのであれば、1万5千円程の返礼品をもらって、税金納入とみなされた方が絶対に得ですよね。だったら、是非やりましょう???(笑)

でも手続きが分からなくて・・・

初めてだと、やり方が分からないのが当然です。
ふるさと納税をやるその手順は、以下の通りになります。

ふるさと納税の手順

① ふるさと納税サイトを決める
② 自分の控除上限額を調べる
③ 選んだ自治体に寄付する
④ 返礼品を受け取る
⑤ 寄付金受領証明書を受け取る
⑥ 控除手続きをする

少し難しそうに感じますが、
① はふるさと納税サイトをネットで選ぶだけ
② は自分の年収を基準に、控除上限額を表から決めるだけ(下に表があります)
③ はネット上で支払うだけ(ネットショップと同様)
④ は嬉しい返礼品が届くので受け取るだけ
⑤ は自治体からの証明書を受け取るだけ
⑥ の「控除手続き」は必要な手続きですが、通常は簡単

という事で、実際に分かりづらい点は、

  • ②の自分の控除上限額を決める、と
  • ⑥の控除手続きをする

この2つだけですから、ココだけしっかりと抑えておきましょう!

② の自分の控除上限額を知る

この表は総務省が発表している、家族構成と年収300万円~600万円までの抜粋です。表には各自治体による税率などの違い、住宅ローン、医療費控除などは考慮されていませんので、あくまで指針として使ってください。大事なコツは、あまりギリギリまで攻めないで、余裕を持って少し下回る金額で納税することです。

詳しくは総務省ホームページでご確認ください。総務省ホームページはこちらから>>>

⑥ の控除手続きをするには

最後に支払ったふるさと納税総額を、自己負担額を2000円にするための作業をします。
申告手続きには次の2通りの方法があります。簡単なのはワンストップ特例制度です。大半の給与所得者であれば、この制度が使えます。

ワンストップ特例制度を利用する場合

確定申告がいらない給与所得者で、ふるさと納税先の自治体が5団体以下であれば、ワンストップ特例制度が使えます。

地方自治体から送られてくる「ワンストップ特例制度申請書」に必要事項を書いて、自治体に送り返すだけです。

確定申告をする場合

自営業者や上の条件に合わない方は、3月15日までの確定申告でふるさと納税の寄付金額を控除申請します。

寄付をした自治体から「寄付を証明する受領書」が発行されますから、大切に保管して、確定申告の際に控除申請してください。寄附金額から自己負担額の2000円を差引いた金額が、次年度の所得税・住民税から控除されます。

ふるさと納税で損をする人?寄付金はいくらまで出来る?

これが、先に説明した自分の②控除上限額を知る、という部分になります。

ご自分の年収と家族構成などに対しての、上限額以上のふるさと納税の寄付をしてしまうと、上限をオーバーした部分の額が、次年度の税金から控除されずに「ただの寄付」となってしまいます。

こうなると、もう何の得もありませんね。ですから、ご自分の控除上限額を調べて、それよりも余裕を持って少し下回るぐらいの金額で、ふるさと納税を楽しんでください。

人気の返礼品ランキング

1位 お肉

ふるさと納税の人気No.1は、やっぱり肉類。特に和牛です。
普段スーパーなどでは手に入らない高級和牛などブランド肉が勢揃いです。
お肉だけではなく、ハムやローストビーフなどの加工肉や、有名店のハンバーグなども多数あります。ふるさと納税で思い切り、食べまくりませんか?

2位 魚介類

次の人気商品が魚介類。カニやウニ、浜名湖産の肉厚うなぎ、各地の干物など、よりどりみどり!
産地直送の新鮮な海の幸は、定番の人気商品です。

3位 お米

お米の人気ランキングは、新潟県魚沼産のこしひかりは一番人気。2番手が秋田県産のあきたこまち、3位が北海道産のゆめぴりか。まだまだ、産直の美味しいお米がラインナップ。
うまい米があってこその、お肉や魚類ですね。

まとめ

どうですか?ふるさと納税は、そんなに難しくは無いですよね。同じ住民税を払うなら、魅力的な返礼品がもらえ、その分節税となるふるさと納税、是非ためして見てください。


 

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