楽しみにしていたカニを解凍して、少しして見たら
ガ~ン・・・
「えっ?!カニが黒くなっている!」
「腐ってるの?」
奮発して購入したのに悲しすぎです😥💦
- この記事では、黒ずんだカニ肉は食べてだいじょうぶなのか?
- 黒くならない方法はあるのか?
について分かりやすく解説していきます。
結論から言うと『黒くても大丈夫!』
カニの肉がちょっと置いておいただけで、すぐ黒くなる理由が・・・
カニに含まれるアミノ酸の一種であるチロシンという物質が、カニの体液に含まれる酸化酵素のチロシナーゼや、空気と化合して「メラニン」を生じさせてしまうからです。
メラニンは知っての通り、人肌のシミの原因になる、アレです。
このメラニン自体は有害な物質ではなく、また味に変化もなく、色さえ気にしなければ、そのまま食べても何ら問題ありませんから、安心して大丈夫です。
黒くしない方法はあるのか?
ただ、出来れば黒くしたくはないですよね。
カニはどうしても酸化してしまうので、黒くなるのはしかたないのですが、以下のことを知っていれば、少しは防止できますので、ぜひやって見てください。
保存する時は『-10℃以下で冷凍保存』をする
冷凍庫で-10℃以下で保存をすれば、酵素が休止状態となるので、保存する場合には「冷凍保存」をしましょう。ただ、冷凍でも-10℃以上になると、酸化が始まるので、必ずそれ以下の温度で保存管理をしてください。
食べるときの解凍の仕方は、以下の通りにしてくださいね。
解凍する時は『流水で一気に解凍』をする
カニを解凍する場合に覚えて置きたいことは・・・
自然解凍は絶対にしないでください!
流水で一気に解凍することで(つまり解凍に時間を掛けない)、黒変現象が起こる前に、食べ頃となります。
カニの解凍は流水で一気に!
とおぼえて起きましょう。
ボイルする
ボイルをすると、黒変を起こす酵素が死んでしまうために、黒変現象は起こりません。
ボイルされてい販売されている商品も、今は煮沸技術がすすんで味落ちしないので、お店でボイル済のカニを買うのも一案です。
まとめ
これから特に、年末年始などに大人気の蟹!
カニ肉が黒く変色してしまう「黒変現象」を防ぐためには、
- 流水で一気に解凍する
- 解凍したらできるだけ早く食べる
が基本です。
どこのお店でもそうですが、年末年始になると価格が一気に高くなってしまいます。カニは冷凍保存できますから、安く買うには早めに買うことです。つまり早割を利用したほうがお得ですね。
参照文献
*仙台市ホームページ
*越前かに問屋ますよね
*かに本舗(匠本舗)
楽天市場ランキングで知名度バツグンの『ますよね』
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