【ジャイロ】New Style Magazine | 新しいライフスタイル&時代を生き抜く知恵袋!

外壁塗装の真実①|要注意!リフォーム業界の裏側!?

持ち家があると、外壁塗装やら屋根の修理、リフォームなど、10~20年ごとに行わないと、家の維持ができません。この出費が家によって金額が大きく変わりますから、どうやって優良な施工業者さんを探すのかが重要になってきます。

すでに施工業者さんを知っていれば何の問題も無いのですが、これから探すとなると「仕事の質」「工事金額」で納得のゆく業者さんを探すのは一苦労です。

特に外壁塗装、屋根塗装修理、リフォームの業界では、いつも「怪しい?!」業者さんの話が尽きません(;_;)

それでは、どうやって優良な信頼できる施工業者さんを見つけたら良いのか、調べていきましょう。

国民生活センターセンターの相談に多い、塗装業界クレームの特徴?

この表は国民生活センターに挙げられている、外壁塗装・屋根塗装業者、リフォーム業者の苦情の統計です。ここ1~2年はコロナ渦で工事件数が減っている関係もあり、苦情数が減少しているように見えますが、実際にはそれほど減ってきた訳でも無さそうです。

【参考】国民生活センターのURLはこちらhttps://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reformtenken.html

私の家にも毎年必ず、飛び込みの訪問営業も、点検商法の営業どちらも来ています。

これら飛び込み営業マンが来たときには、どのように対処したら良いのでしょうか?

訪問販売の手口

国民生活センターの報告からも分かるように、クレームの半分は「訪問業者」によるトラブルです。レポートから分かる実際のトラブルとは:
[box class=”yellow_box”] ① 私たちは相場が分からないため騙される危険性がある
② ありえない値引きをオファーしてくる
③ 特別にモニター価格で!と誘ってくる
④ 「この価格は明日まで」と契約を急がせる
⑤ 無料で調査!と言って必要ない箇所まで勧めてくる
[/box]

こんな場合は要注意!です。
「少し考えるから、返事は後日に・・・」と延ばしましょう。
まずは冷静に!
対処方法は、ゆっくりと考えることが大事です。

点検商法の手口

また、こちらも訪問販売の一種ですが「点検商法」というものが有ります。

これも飛び込みで営業に来て
「近くで外壁塗装工事をしているのですが、たまたまお宅の外壁にヒビが入っているのを見てお邪魔しました。このままだと、雨水が侵入して腐食して、とんでもない金額になりますよ。」
という風に、話しかけて来ます。

あとは訪問販売の手口と同様に、
[box class=”red_box”] ① 私たちは相場が分からないため騙される危険性がある
② ありえない値引きをオファーしてくる
③ 特別にモニター価格で!と誘ってくる
④ 「この価格は明日まで」と契約を急がせる
⑤ 無料で調査!と言って必要ない箇所まで勧めてくる
[/box] の手口で攻めて来ます。

どちらのケースも「少し考えるから、返事は後日に・・・」と延ばす事が重要です。

前にも述べましたが、こうする事で、自分自身が冷静に考えることが出来るようになります。
とにかく、どんなに急かされても契約は少し待ちましょう。
すべての飛び込み業者が悪いわけではありませんが、自分自身が冷静になる事が重要で、まずは相場調査と、地元の信頼できる業者探しから始めてください。

訪問販売、点検商法など、悪徳業者がのさばる訳は?

なぜ外壁塗装業界、リフォーム業界にこのようなトラブルが多いのでしょうか?

その原因の一つに『建築業許可』の問題が有ります。
業界に詳しくない私たちは当然「塗装業者やリフォーム工事業者は、国からの許可を持って仕事をしているのだろう」と普通考えますよね。

ところが現実は違います!

工事費用が500万円未満の仕事であれば、許可証は必要ありません。という事は極端な話、DIYがちょっと出来る一般人でも、工事を請け負うことが出来るのです。

このような許可を持っていない個人や零細工事会社にお願いしてしまうと(別にすべての個人・零細工事会社が悪いという訳では無いですが)、何か問題が発生した場合に対処できない事が多かったり、そもそも詐欺だったりする訳です。

許可証を持っている信用できる業者の方が、クレーム処理や損害保険などのアフターサービスがしっかりしていますし、そもそも問題が起きません。ですからトラブルを回避するためにも、詐欺に引っ掛からない為にも、お願いする業者さんが信頼できるかどうかを、最初に調べる事から始めてください。

自分で選ぶ際は「業者を訪問」しよう

友人の紹介ネット検索の口コミなどを使って、自分で探す場合に必ずやって頂きたいのが

「はじめての打合せは、業者さんの事務所で行なう」ということです。

実際に事務所に伺うことで、会社の大体の規模や信頼度が分かります。事務所を見せたがらない業者さんは要注意です。事務所に出向いて「建築業許可」を必ず確認してください。

 

>【ジャイロ】New Style マガジン

【ジャイロ】New Style マガジン

新しいライフスタイル&時代を生き抜く知恵袋!

CTR IMG